皮膚科診療の基本を大切に、信頼される皮膚科医を目指す 入局3年目。外来処置や手術、病棟業務を任せてもらえるようになりました。当科は執刀を任される時期が比較的早いので、必要な手技を早い段階で身に着けることができ、皮膚科としての自信を積み重ねることができる思います。 上級医の外来シュライバーにつくこともあります。患者さまへの接し方から、診断・処置までを間近に見ることができ、臨床において大切なことを学ぶことができる貴重な機会となっています。 私のモットーは「分からなかったことはその日のうちに」。県内外から集まる多彩な症例を前に行き詰まることもありますが、積極的に相談しながら経験蓄積と手技向上を目指して勉強の毎日です。まずは専門医試験の合格し、患者さまから信頼される皮膚科医になりたいと思っています。 竹中 美結(専攻医・大学院生/2021年入局) 入局の決め手となったこと 入局前の見学に訪れたときのこと。同期同士声を掛け合ったり、先輩に相談したり、先生方の仲のよさが印象に残りました。こんな環境なら、楽しく着実に成長できそうだと考えたことが一番の理由です。また、大学病院には希少な症例が集まるので、幅広い経験ができるのではないかと考えて入局を決めました。 入局して良かったこと 私のように他大学出身者も多いですが、先生方は分け隔てなく優しく指導してくださることが嬉しいです。入局前の印象通り、居心地のよさを日々感じています。期待していた通り、さまざまな症例にふれる機会が多いです。上級医のシュライバーとして、間近で珍しい症例を見ることができるので大変勉強になっています。 1日の流れ 8:30 【病棟朝回診】 入院中の患者さまの状態をチームで確認し、今後の方針を検討します。 9:00 【外来処置・シュライバー】 上級医の外来について患者さまを診察。間近で検査や治療方法を学ぶことができます。処置は当番制。さまざまな疾患に接して基礎的な手技が学べます。 12:00 【昼食】 病院内にはいろいろな飲食店や売店があるので、毎日のランチタイムが楽しみです。 13:00 【病棟午後回診・自習】 入院中の患者さまの処置はチーム全員で行います。患者さんの状態を共有し、検査や治療について検討します。余裕があるときは疑問点などを調べる自習時間に充てます。 17:30 【退勤】 定時で退勤できることが多いので、QOLを保ちつつキャリアを積むことができます。 入局を考えている方へのメッセージ 岡山大学皮膚科は伝統ある医局ですが、威圧的な雰囲気はありません。上級医の先生は優しく指導熱心な方ばかりで、若い医師の意見にも耳を傾けつつしっかり指導してくれます。気さくな先輩医師たちが安心して成長できる環境を整えて、あなたの入局をお待ちしています。