悪性黒色腫

Research

岡山大学細胞生理学分野研究チームは、神経がヒト乳がん組織に入り込み、生命予後を増悪させ得ることを示すとともに、ウイルスベクターをがん組織に局所注射し、がん組織に分布する局所神経の機能を操作(刺激・除去など)する技術(局所神経エンジニアリング、特許)を開発し、実際に動物モデルで乳がんの進展や転移を抑制することを報告しました。
そこで現在われわれは共同研究として、乳がん神経研究と同じ方法で、悪性黒色腫における神経の分布や機能を調べ、悪性黒色腫を対象とした「がん神経医療」の開発に挑んでいます。