水田 康生

目に見える治療効果で、患者さまと喜びを分かち合う

当局入局後、数年間地方の関連病院に勤務しており、入局5年目の2024年4月に大学病院へ異動しました。医局の雰囲気がとても良く、チーム診療もスムーズだったため、日々のルーティーンにも比較的すぐ慣れることができました。
現在病棟チームで上級医として病棟業務に当たり、病棟回診と処置、外来処置、入院診療のほか、担当症例の手術を行っています。忙しい毎日ですが、定時に間に合うように計画的かつ効率よく業務をこなすことを心掛けています。
皮膚科は治っていく様子が目に見える疾患が多いので、患者さまも治療の効果を実感しやすい特長があります。患者さまの喜ぶ姿を見るたびに、日常医療に即した知識と、大学病院ならではの学術的な知識を身に着け、治療に還元したいという思いを強くしているところです。

水田 康生(2020年入局/専攻医)

入局の決め手となったこと

研修医時代に岡山大学病院皮膚科を回った際、医局の雰囲気が良く、しっかり指導していただけたことで入局を決意しました。内科と外科、両方の特性を併せ持ち、幅広い治療ができるのは皮膚科ならではの魅力だと感じたことも理由の一つです。先生方は優しくて相談しやすい。5年越しの勤務となった今も入局前の印象と変わりません。

入局して良かったこと

大学病院は希少な重症疾患の治療に携わることができます。上級・同期問わず多数の医師が在籍しているので良い刺激になり、治療方針も相談がしやすいです。一方で常勤が少ない関連病院では医長として勤務することもあり、一般皮膚科を自分一人でこなせる実力がつきます。いずれもサポート体制が整っているので、専門医取得のためには恵まれた環境だと思います。

1日の流れ

8:00 【出勤・朝回診】 カルテを確認し、病棟患者さまのその日の治療方針をチームで相談して1日の流れを決定。
9:00 【外来】 上級医の外来患者さまの処置や入院診。手術が入る日もあります。
13:00 【昼食】 午前の外来業務は14:00頃に終了しますが、その間に交代で食事をとっています。
14:00 【病棟・カンファレンス】 月曜は新入院カンファレンスと手術カンファレンス、木曜は全体カンファレンス後に総回診と病理カンファレンス。皮膚科全体で治療方針を決定します。
18:00 【退勤】 急患がなければ、時間をうまく調整して定時退勤できます。他の科と比べ急患は少ないので、定時後に無理なく自己研鑽ができます。

入局を考えている方へのメッセージ

岡山大学病院皮膚科は雰囲気やサポート体制が抜群!安心して専門医を目指せる環境だと思います。
中四国最大規模である岡山大学病院では、外来での診断からその後の専門的な治療まで、すべてのプロセスに関わることができます。加えて、県内外から多彩な症例や希少な疾患が集まるので、知識と経験を日々蓄積でき、皮膚科医としての能力を伸ばすことに専念できますよ。