岡山大学病院皮膚科入院病棟(南病棟東10階)では、2~3名の指導医と医員・研修医がグループを組んで主治医を勤めます。週2回の病棟回診と週1回の症例検討会を通じ診断、治療方針の決定を行っています。 入院患者数は年間約400人で、疾患としては悪性黒色腫、有棘細胞癌、基底細胞癌、乳房外パジェット病、菌状息肉症などの皮膚悪性腫瘍が多く、手術を要する症例が半数以上を占めます。その一方で乾癬、アトピー性皮膚炎、水疱症、膠原病(エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎など)様々な皮膚疾患に対して入院加療を行っています。