われわれは乾癬病変部で過剰に分泌され、表皮角化細胞を刺激するサイトカインTNF-α/IL-17A/IFN-γが、それぞれ単独で同細胞を活性化させるだけでなく、相乗的に作用することを報告しました。 さらに、この3重刺激はIL23A(p19蛋白をコード)、EBI3(EBV-induced gane 3)の発現も転写レベルで相乗的に増強しており、これらを含有するサイトカインの病態関与も示唆されました(ESDR annual meeting 2019にて発表)。 我々は現在、乾癬病変部表皮角化細胞が産出するp19およびEBI3含有サイトカインに焦点を当て、研究を進めています。