先代の岩月啓氏教授はHVの皮膚病変にはEpstein-Barrウイルス(EBV)感染T細胞が存在することを見出しました。 当科のさらなる解析で、予後良好な古典的HV患者におけるEBV感染T細胞はおもにγδT細胞であること、EBV再活性化により誘導される細胞傷害性T細胞が病態に関与するという研究結果を得ました。 現在もHV症例の集積とEBV感染T細胞に関するさらなる詳細な解析を進めています。